「今年の夏はアイビーで行こう!」そんな気分でプルオーバーのボタンダウンシャツと尾錠付きのコットンパンツを作りました。アイビーの全盛期といえば、1960年代末から1970年代半ばまで。ただし、当時を知る人に聞くと、プルオーバーのシャツは滅多に手に入らず、尾錠付きコットンパンツも同様で、これをレギュラーで作っていたのは伊藤紫朗先生(コメディアンじゃなくて服飾評論家です)率いる「マクベス」ぐらいだった、と言います。それが今ならオーダーで簡単に、しかも手頃な価格で作れてしまうのだから、本当にいい時代です、もっとも、本来アイビー・スタイルは既製服がベースですが、欲しいアイテムが売っていなければドシドシ作るのが今の気分。そんな積極的なお洒落を吉田スーツはこれからもサポートし続けます。って、自分が欲しいものを作ってるだけですか?
