こんにちは鍋村です。
やっと最近暑くなり夏らしくなってきました。
ですがその前に梅雨があるのが非常に憂鬱です…。
湿気が多くじめじめしてカビも繁殖するので苦手な時期です。
皆さんも自宅で保管している服は、湿気のこもらない場所に保管しておいた方が良いです。
そろそろ本題へ入りたいと思います!
本日はMARLING&EVANSの生地から気になった生地をいくつかご紹介します。
まずMARLING&EVANSについて
マーリング&エヴァンス社は1782年にイングランド南西のストラウドで設立されました。
紡績・織り・仕上げの一貫生産型メーカーで、19世紀にはフランネル素材で広く知られるようになります。
1920年代にはロールス・ロイスが厚手のフランネル素材を車の内装に使用した事で話題になりました。
1960年代にハダースフィールドに移転後は織りなどに特化し、仕上げ工程は世界的にも有名なWTジョンソンで行われます。
生地ではフランネル、サクソニー、シェトランド、ラムズウール、そして特徴的な天然素材のアンダイドブリティッシュウールなど英国素材を使用。
英国羊毛の天然カラーの糸を用い、紡績や織りの工程には染料や化学物質は使用せず、仕上げ工程でも天然石鹸を用い環境への負担に配慮した素材を提案しています。
彼らの素材はRALPH LAUREN、BURBERRY、HACKETT、GUCCIやLARDINI等にも供給しており、バリエーション豊かな色柄目付の展開がございます。
歴史も功績もしっかりとある英国生地となります。
一番驚いたのはロールスロイスで採用されたフランネルがマーリング&エヴァンスの生地だったということです。
確かに手触りはしなやかでしっとりとしていて、見た目には上品な光沢感と相性が良さそうです。
毎年マーリング&エヴァンスの生地はいくつか用意するのですが、春夏で個人的に気になったジャケット生地をいくつかご紹介します!
個人的にはネイビーの千鳥柄の生地と朱色の生地がおすすめです。
最近ではみんなモノトーンな色の服を着る人が増えました。
みんな同じ色で間違いがなくて、なんにでも合わせられてとにかく万能なモノトーンですが、世の中とは逆走して華やかめな生地で是非仕立てていただきたいです。
鍋村
instagram下記から
吉田スーツ : yoshidasuit
下北沢店 : shimokitazawa_yoshida_suit