ゼニア生地のご紹介。

本日は人気のゼニアの中でも、トロフェオと、クインディッチミルミルの生地をご紹介いたします。

まずは「トロフェオ」

ゼニアの生地の中でも、高級レーベルの「トロフェオ」。

オーストラリア産のスーパーファインウールの中から、その年の最高品質の原料から作られています。

ゼニアの中でも最もクオリティが高いと言われています。

しっとりと滑らかな手触りで、とても着心地がよく、

高品質の羊毛からしか生まれない自然で上品な光沢が魅力です。シルクを使わずにこれだけの光沢感や高級感を演出することができる点にも、ゼニアの技術力の高さを知ることができます。

また、目付け（生地の重さ）も230～240gと、とにかく軽量でストレスを感じさせない柔らかな生地となっています！

次に「クインディッチ・ミルミル」

ゼニアの中でも特に最高級の品質を誇るレーベル「ミルミル15」（クインディッチ・ミルミル・クインディッチ）。

このレーベルの名の由来は、使用されている原毛の太さにあります。

ミルミル15に使用されている原毛は、繊維の平均直径が約15ミクロンのもです。

ゼニアの中でも最もクオリティが高いとされる先ほどご紹介した「トロフェオ」に使用される原毛は平均直径約16ミクロンであり、これよりさらに細い原毛を使用していることになります。これほど細い原毛はとても貴重で、衣料品に適しているメリノ種の羊から取れるウールを「メリノウール」といいますが、まずこの繊維の平均直径が約23ミクロン。

中でも上質な衣料品の原料として使用される「スーパーファインメリノウール」の繊維の平均直径が19.5ミクロン。

このスーパーファインメリノウールの生産量は、全メリノウールの生産量のわずか15％程度しかありません。

そこから考えると、ミルミル15に使用されているわずか15ミクロンという細さの原毛がいかに貴重なのかがわかると思います！！