クラシコイタリアの流行で軽量なイタリア服地が脚光を浴びていた時代には、「古くさい」とか「野暮ったい」といって見向きもされなかった「フランネル」。でもブリティッシュ・スタイル回帰の気分が盛り上がってきた数年前から、にわかに注目され始めた伝統素材です。柔らかく起毛された独特の風合いは、冬のスーツに持ってこい。特にお勧めは、やや明るめのグレー。これ、どんなスタイルでもキチンとした印象を与え、しかも流行のパープルやグリーンのタイにも相性抜群。さらに合わせる靴もブラウンでもブラックでもOKと、応用範囲の広さにもビックリです。そんな魅力たっぷりのフランネルを集めた今回のフェア。”シングルのスーツで端正に決める”のもいいですし、”チョークストライプのダブルでシカゴ・ギャングを気取る”なんてのも、もちろん”アリ!”です。
