こんにちは。
今回も顕微鏡で覗いてみました。第三弾となります。
今回は 英国 WILLIAM HALSTEAD のサンクロスです。
まずはこちら、通常の距離で見た生地です。
表

裏

こちらも顕微鏡で拡大してみると、一気に表情が変わります。

この生地を象徴する最大のポイントがよく分かります。
肉眼では「赤ベージュ系の無地」に見えるこの生地ですが、拡大してみると、
タテ糸にはカーキとアクアを撚り合わせた糸、
ヨコ糸には鮮やかな赤色の糸が使われていることが確認できます。
これら複数の色が交差し、重なり合うことで、遠目には単色のように見えながらも、光や角度によって微妙に色味が変化します。
いわゆる「玉虫色」の表情が生まれています。
なぜこの生地が「ただの無地ではない」のか、なぜ着用時に色が揺らいで見えるのか、
その理由が視覚的によく分かります。
覗いてみると、その奥深さに改めて気付かされますね。
打井ブログ

