1836年、ロンドンでウールやシルクを専門に取り扱う商社として生地の販売を開始したHolland & Sherry(ホーランド&シェリー)
上質な生地の品質を追求するため絶えず研究に取り組み、最高級の天然繊維を調達しているそうです。
英国生地が好きな方には紹介させていただく機会が多い生地ブランドです。
H&Sに関する過去のブログがあるのでよろしければご覧ください。
今回はホーランド&シェリーの生地でお仕立ていただいたスーツを紹介いたします。
「ROYAL MILE 1976 PLAINS」

伝統的なサージ織り(綾織り)で仕立てたコレクション。
クラシックな色から現代的な色まで、豊富なカラーバリエーションを取り揃えています。

45度の綾目が特徴のサージは経糸と緯糸の本数を均等にすることで、優れたドレープ性、しなやかさ、耐久性を兼ね備えたバランスの良い生地に仕上がります。
Super140’sメリノ糸を使用しているため光沢感も抜群。

こちらはエグゼクティブ・ビスポーク・ラインでお仕立ていただきました。
実際はもう少し深みのあるブラウンです。携帯のカメラは色が綺麗に映らずいつも試行錯誤しています。
先日、このスーツをご着用いただいているお客様の姿をたまたま街で見かけたのですが、ブラウンがお似合いで嬉しかったです。
「SUMMER SERGE& SOLANA」


夏のテーラリングに最適な2種類の生地で構成されたコレクション。
サージ生地とサンクロス生地の2種展開です。こちらもカラバリ豊富。
今回はサージ生地をお選びいただきました。
ご存じの方もいるかもしれませんが、サージ生地は耐久性に優れているためかつては軍服にも使用されていました。
その丈夫さは現在でも高く評価されています。

様々なベージュをご覧いただきましたがこの色味がお客様の理想にドンピシャでした。
一番上がお選びいただいた生地です。仕上がりを見たとき色味と光沢の美しさに感動しました。


Vゾーンを狭くするために釦の位置を通常より1.5cm上の位置に指定しています。
柔らかい印象のベージュにボルドー系の裏地が映えますね。まさにラグジュアリーな一着に仕上がりました。
以前スタッフの藤原にホーランド&シェリーのどこが好きですか?と聞かれたことがあります。
その時ははっきり答えられませんでしたが、
「直感で良いと思う生地が多い」「お客様が探している生地が見つかる」「グレー系の生地が豊富」が理由だと最近自分の中でまとまりました。
長くなりそうですので第二弾をいつか書きます。
吉田スーツ古家
