こんにちは鍋村です!
最近また寒くなってきました。
暖かくなったり寒くなったりと体調を崩さないようにしないといけません。
ただでさえコロナがまた増えてきているので緊張感をもっていかないとですね。
本日は前回のブログで少し話に出た英国生地について。
なんで今日もこの話をするかというと、先日ご来店くださったお客様と話していた時にイギリスの生地って良いですね。と話になり、そこでおすすめの生地ってありますか?と聞かれた時に出てきた生地が英国のお気に入りの生地でした。
そのお客様もヴィンテージの服など好きで、ファッションが大好きな方です。
そういった方にガツンとハマる生地とはなんなんだろうと考えてご紹介したのが、ハルステッドの目付けの重たい分厚い生地でした。
これはおもしろそうですね!と言っていただきこれでダブルブレストのジャケットをご注文いただきました。いつもありがとうございます!
ボタンの種類など試行錯誤したので私も出来上がりが楽しみな1着です!
ではそのおもしろそう!となった生地をご紹介したいと思います。
おっと…?
ただのコン無地じゃんと思う方もいると思いますが、実は違うんです。
生地には「目付け」という厚み・重みを表すときの呼び方があります。生地はそれぞれ重みが違っており、その厚みによって春夏生地秋冬生地の区別をつけていたりします。
〇〇g/mと記載されているものが目付けになります。1mあたり何グラムかということです。
さて、ここで話を戻します。
ハルステッドのコン無地の生地、重みはどうなっているでしょうか。
通常の秋冬生地のコン無地と比べてみましょう!(上が通常、下がハルステッド)
どうですか。もうわかったと思いますが、びっくりするくらい重たいんです。倍近く重たく分厚いこれがこの生地の魅力であり特徴になります。
春夏生地 約240g/m以下
オールシーズン生地 約260g/m
秋冬生地 約280g/m以上
英国生地というのはこの目付けが重たいものや、コシやハリがあるような生地が多いです。
より立体的なシルエットが表現されやすかったり、クラシックなスタイルにはもってこいだったりします。
ここが英国生地の人気のあるところなんです。
その中でも段違いに重たいのがこの生地でした。
まだまだワクワクする生地はたくさんあります。
自分にはまだ早いとか好きじゃないとかダサそうではなく、わからなくてもこれもアリかもなおもしろいなと頭の中で変換しながらファッションは見てください。
ファッションは楽しいものです。緊張せず楽しんでください。
お仕立てを検討している方や初めてでどうしていいかわからないという方も是非、ご気軽にご相談ください。
ブログを見たと私に電話いただいても構いません。皆様のご来店をお待ちしております。
コロナには気をつけてください。
鍋村