こんにちは鍋村です!
本日は早速本題へ入りたいと思います。
先々週上げたブログ「コットン × 飛行機」に続いて2着目が到着しましたので少しご紹介していきたいと思います。
いつもお仕立て頂いているお客様の出来上がったばかりのスーツです。
裏地をいつも華やかにして遊びの効いたスーツを作られるのですが、今回もばっちりな出来上がり。
過去にフランネルやソラーロなど様々な生地を選んでいたのですが今回は黒無地を希望とのこと。
イタリアブランドの光沢感が美しい生地にするか、ハリがあって程よい光沢感がかっこいいイギリスブランドにするかで悩み、、、
「いやー、どうしようかな。」と、ここが難しいところです。
好みが決まっていれば早い話なのかもしれませんが、どちらの良さも見ているとどっちも良くなってしまいます。
ですが、生地が決まる時というのは突然きたりします。
今までイタリアブランドの生地が多かったお客様だったのですが、今回はイギリスブランドの生地でビビっとくる生地を発見。
私のブログでも度々登場するブランド”HOLAND&SHERRY”のDAKOTAのシリーズからウィップコードの黒をチョイス。
とてもかっこいい生地です。
目付が重たいから出せる深い織のツイルにくどくない光沢感が魅力的な生地です。
いかがでしたでしょうか。
こうして悩んでいるときにグッとくる生地に出会えた瞬間、出来上がりのイメージが難しいが出来上がりを想像しながらワクワクしている時どちらも楽しいです。
オーダースーツの醍醐味です。
悩んでいいのでかっこいい1着を作って下さい。
鍋村