こんにちは、藤原です。
気持ちの良い天気が続いていますね、皆様はいかがお過ごしでしょうか。今月5月から(木)(金)の虎ノ門店では藤原がご案内のご準備を進めております。またご予約頂きました場合のみ(土)(日)の早い時間9:00-11:00は弊社代表の吉田が皆様をお迎えしております。人気の少ない虎ノ門霞が関近辺を少し散歩するのもまた気持ちの良いものです。是非お気軽に御用命くださいませ。
さて本日の表題は「【吉田スーツ下北沢店・虎ノ門店・国立店】少し玄人好みの生地をご紹介いたします。」と称しましてご紹介バンチが揃う3店舗にてご案内が出来るピックアップ生地をご紹介させていただきます。シーズンの過渡期に活躍する息の長い生地ばかりでございますので「春夏生地」に捉われないそんなアイテムをご紹介させていただきます。
早速ご覧いただきましょう。
Brand:HARRISONS Spring Ram
Country:England
Weight:295-480g/m

ハリソンズが誇る春夏生地の中では圧巻の高ウエイトを誇るコレクション。目付けは295g/m-480g/mと秋冬生地にも見劣りしない圧巻のラインナップです。

最大の特徴はブリティッシュウールを用いた「反発力」にあります。生地に弾力があり、仕上げたときの立体感、型崩れしにくくシワが戻りやすい。英国スーツが「構築的」「重厚」といわれる理由の一つになります。

またイギリスは湿度が高く寒暖差がある為、伝統的に実用品としてのウールが発展しました。その為摩擦に強く、長年着てもへたりにくい。日本特有の高温多湿に比較的強く、ヘビーユースに向いています。「毎日着る為のスーツ」という思想が強いイギリスらしさが垣間見れます。

比較的なのがイタリア生地でイタリア生地は「ドレープ」「柔らかい」「光沢感」が特徴的なのに対して英国生地は「ハリ感「彫刻的なシルエット」「肩や胸のラインが際立つ」為テーラードの魅力を強く感じやすい仕上がりに期待が持てます。

中でもこちら「Spring Ram」はハリソンズの中でも英国生地を非常に強く感じられる生地で名前の「Spring」の通り非常に強い反発力があります。着用後もパンツのクリースが残りやすく、シワが深く入りにくいという特徴を持ちます。

少し玄人向けとお伝えした理由は着こんでいくほど身体になじんでいき、少しずつドレープが生まれ、表情が変わってくる為着こんでいけばいくほど違う表情をお楽しみいただける「経年変化」がある育てるスーツになるこの感覚が英国生地ファンを魅了しています。

色気というよりは品格を重視される方にとっては素晴らしい相棒になってくれるであろう生地でございます。
いかがでしたでしょうか。
このスプリングラムは単なる「かたい生地」ではありません。強い反発力と構築的な美しさ、そして長年着こんでいくことで完成するという奥行き。まさに英国生地の魅力を体現したコレクションになります。柔らかさや軽さとは違う「仕立てる喜び」を味わえる生地であると言えるでしょう。
