こんにちは、藤原です。
皆様GWはいかがでしたでしょうか、皆様にとっては思い思いの休日になれたのではないかと思います。吉田スーツでは例年と比べるとゆっくり生地を見ていかれる方が多いGWでした。下北沢店のお客様のご検討の中心にあったのは現在開催中の【リネンフェア】でした。
さて本日の表題は「【吉田スーツ下北沢店・虎ノ門店】この時期はやっぱりリネンを着たい」と称しましてそんな【リネンフェア】に関するオススメと着用イメージを共有させていただきます。
今回対象になるのはこちらの生地バンチLINEN CLASSICS。豊かな伝統を誇る世界屈指の上質なリネンのひとつが「アイリッシュリネン」です。亜麻の繊維から織られるアイリッシュリネンは、独特の風合いと高い耐久性を備えており何世紀にもわたり目の肥えたファッション愛好家に愛されてきました。アイルランドでは300年以上にわたり高品質なリネン織物が生産されており、その品質は世界的に高く評価されています。


アイルランドリネンギルドの主な関心はアイルランドで亜麻から作られる糸及び生地にあります。1928年に設立された同ギルドはアイルランドのリネン産業を公式に推進する団体であり、アイリッシュリネンに関する世界的権威となっています。また商標「アイリッシュ・リネン・ギルド」の所有者でもあります。現在は9社のメンバー構成される当ギルドの中からメンズテーラリングに適した3社で構成されています。
中でもオススメしますのが「リネンの王様」と称されることもある「SPENCE BRYSON」特に強いハリコシを持つ定番の「Tropical」はアイリッシュリネン好きの中でトップの人気を誇ります。特徴はなんといっても「圧巻のハリコシ」「ウエイト:目付け」で370g/mと圧巻のヘビーウエイトを誇ります。そのハリコシから「迫力のあるシワ感」目付けから「重厚感ある夏服、クラシックスーツ」を演出し着用者の気品を保ちます。リネンによるラフな仕上がりというよりかは【クラシックで重厚なリネン感】がお好きの方にはたまらない一着になると思います。

クラシックリネンスーツとして認知されている定番カラー「オフホワイト」スリーピースでご検討の方には是非注目いただきたいカラーでございます。

高重量を誇るTropicalだからこそシーズンの過渡期含めて長いシーズンご着用いただけます。クラシックになりすぎないカラーをご検討の方で特に盛夏に着たいという方には是非「ブラウン」がおススメ。個人的には6-8月あたりはこちらが活躍しやすいのではと考えます。

逆に春先からGW、その他シーズン過渡期は「ブラック、ネイビー」がおススメ。特にネイビーはユーロらしい「インクブルー系」のネイビーをお選び頂けると都会的な印象でご着用いただけます。

こちらは「Tropical」とは少し異なる印象の「Eirinn」は美しいリネンヘリンボーンに加えてウエイトは圧巻の530g/m。この数値は秋冬定番のツイードに近い満足感のあるウエイトを誇ります。ただTropicalのような板の様な硬さとは打って変わって、重たいのにどこか落ち感としなやかさがある生地で「重たいけど動きがある」独特な表情が出ます。ゆえに重力で生地がストンと落ち、美しいドレープ感が出ます。リネン全体でいえるお話ですが、着こんでいくにつれて経年変化を楽しめるのがリネンの良い所。この生地は色がかすれていきどこか「退廃的な色気」が出てくる生地になりそうです。

こちらは下北沢店入口に展示しているリネンジャケットでブランド「Baird McNutt」より「Milestone」のご紹介をしております。ベアードマクナットのこちらのジャケットはより下北沢・東京の夏の気候を考慮して生地選びを行いました。ウエイト300g/mで作られるグレンチャックのこちらのジャケットの特徴は軽快で発色が良く、生地が柔らかい為上品なシワ感が入ります。さながら「高級リゾート」とでも言いましょうか、色気が出るジャケットです。

私は「ブラックリネン」をチョイスしております。今は取り扱いない生地ですが上記ご紹介の「Eirinn」に近い生地感です。可動域に合わせてシワが深く入り始めており、経年変化が少しずつ出ています。私はややカジュアル寄りに仕上げるので生地選び的にはこの雰囲気が気持ちが良いです。
いかがでしたでしょうか。
今回は現在行っております【リネンフェア】に際してリネンについて書かせていただきました。ぜひご一緒にリネンと共に歳を重ねませんか?