こんにちは、藤原
今回こちらの表題に従い初のスタッフ間による連載企画、他スタッフから他スタッフに向けてこの機会に聞きたいアレコレについて回答していく企画になります。初回は国分寺店長「打井」より頂いた質問について藤原が回答させていただきます。
スタッフ:藤原
役職:ゼネラルマネージャー
「休日は何をして過ごすことが多いですか?」
→休日は一日は①身体を動かして、もう一日は②都内に出ています。①は特に自然を感じれるようにしています。マウンテンバイクにまたがりお決まりのコースで背の高い雑木林を超えて途中休憩。またはハンバーガー屋さんを見つけたりカフェを開拓したりしています。普段脳を使う事が多いので勝手気ままに予定や目的地を決めずに風を切るのは気持ちが良いですね。②都内に出るのはほとんどが洋服を見ています。これは学生の頃からの習慣で何か新しい物であったり街の方がどういう服を着ているのかを見ています。自然を感じるのは最近ですが、足を運んで服を見るのはかれこれ10年近く同じことしています。

「最近買ってよかったものはありますか?」
→直近だと母の日に母に買ったTHE NORTH FACEのTシャツ2枚ですね。個人的にはUNOVEのシャンプー、トリートメントですね。韓国ブランドなのですがとにかく香りが良し泡立ち良し仕上がり良しで完全にハマりましたね。
「藤原さんといえばアメトラですが、ハマったきっかけは何ですか?」
→アメトラにハマったきっかけはきっと生い立ちにあると思っていまして、実家の近くに米軍基地があって小さいころからアメリカというのが身近にありました。中学生頃にラルフローレンを見て「おじいちゃんになったら全身ラルフ着たいな」と漠然と考えていました。その後この業界に席を置くことになりましてその頃ぐらいから自然と手に取る服や雑誌はアメリカのブランドだらけになってました。アメリカ服の特徴でもある合理性のある考え方はもしかすると小さいころから養われてきたのかも知れません(笑)もちろんブリティッシュもフレンチもモードもアウトドアもストリートも全部好きです。

「特に好きなファッションアイテムはなんですか?」
→シャツですかね。意外と初めて聞かれた気がして言語化して来なかったんですけど自分が持っているアイテムの中で最多なのが恐らくシャツでして仕事で着るシャツ枚数は恐らく20-30枚ぐらいあると思います。

「仕事抜きでも、ついテンション上がる生地ってありますか?」
→「おいおいこんなのあるのかよ」という生地は感動を覚えますね。昔エルメスがコレクションで使用した生地を見させて頂く機会があったのですが、カシミアアルパカシルクナイロンでレースっておいおい、、と思いますね。

「今までご自身で作成されたものや、お客様に提案した中で、“攻めてたな…”と思う仕様はありますか?」
→ダントツで「超オーバーサイズジャケット」をお仕立てした時です。サイズLぐらいの方に対して8Lぐらいですかね、この時は持てる見解を総動員しました(笑)背中の生地が余るのでより揺れ感を楽しむために背中だけ広げるのはどうか。肩先が落ちる分、撫肩補正をいれて肩先ウキをなくすのはどうか。前芯を抜けるかどうか工房に確認して対応できるかどうか。正直めちゃくちゃ大変でした(笑)ただ食らいつくことが出来たのはお客様が私を買ってくれ、任せてくれているという事実以外にないと思います。スーツという枠を超えたファッションとしてお客様と共に汗をかくことが出来た良い思い出です。
「藤原さん自身、“これは自分らしいな”と思うスーツの特徴ってありますか?」
→自分では分からなくてスタッフ髙野に聞いてみたところ「男性らしいけどどこか柔らかい印象があるスーツ、あとアウトポケット」と言っていました(笑)私が好きで見てきたスーツ像がどちらかと言うとブリティッシュ+アメリカンというものが多くので偏りがあるみたいですが、ディテールはイタリアっぽさが少しある様です。
「初めてオーダーするお客様ほど、実は気にした方がいいポイントってありますか?」
→色々ありますが実は、という見方で申し上げると「ビスポーク:対話」これは弊社でも他のテーラーでも気に留めて頂いた方がよろしいかと思います。所謂既製品ではなく、無い物から形にしていきます。これが不思議なのがお互いに気が合うな、会話していていい感じだなと思える人とそうでない人だと前者の方が圧倒的に仕上がりが良いです。
「藤原さんが思う、“長く着たくなるスーツ”ってどんなスーツですか?」
→経年変化、味があるスーツは来年も再来年も着たいなと思いますかね。例えば先日ご紹介したハリソンズ「Spring Ram」然りリネンの王様スペンスブライソン「Tropical」であったり着こんでいく事で完成されるなんてロマンがあると思います。後は編集されたスーツとでも言いましょうか、単にクラシックなディテールではなく自分好みにエッセンスを取り入れられているスーツは良いなと思います。例えばフレンチのエスプリ感であったりアメリカの合理性であったりイタリアの艶やかなイメージであったりをかみ砕いて注入できている物は例え着なくても所持していたいなとさえ思います。
「藤原さんが“格好いい人だな”と思うのって、どんな人ですか?」
→肩の力が抜けている決めに行っていない決まっている方は抜群にかっこいいなあと思います。言い換えると「本質を楽しんでいる方」ですかね。そこには単に知識をひけらかすわけではなく、あくまで自然体の中で日常着として品格をまとっているみたいな。仕事や趣味、家族もありながら心軽やかにファッションを楽しんでいる方は素敵だなあと思います。
