こんにちは、藤原です。
すっかり寒さが本格的になってきたと思えば、暖が戻りとまさに季節の変わり目を感じます。店内は快適な温度を心掛けておりますが多少乾燥しております。そこで国立店ご来店のお客様にはウェルカムウォーターをお渡ししています。是非快適にオーダーをお楽しみください。
さて本日の表題は「ファッション偉人伝#8」と称しまして連載企画のこちらで紹介する本日は2000年代カリスマ的熱を帯びていたミニマルの代名詞。デザイナー「Helmut Lang(ヘルムート・ラング)」についてお伝えいたします。
ヘルムート・ラング(Helmut Lang)は1956年にオーストリアで生まれ、1980年代末から2000年代初頭にかけて革新的でミニマリストなファッションデザインで国際的に名を馳せたオーストリア出身のデザイナーです。ラングはウィーンの美術学校を卒業後ニューヨークに移住し、1986年に自身のブランド「ヘルムート・ラング」を創立しました。
彼のデザインは卓越したシンプリシティと洗練されたモダニズムの融合に特徴があり、そのスタイルは「ミニマリズム」の象徴と見なされています。ラングはテクニカルな素材の採用や新しいカッティング技術を導入するなど、従来のファッションに挑戦しました。彼の作品は、洗練されたデザインと機能性の絶妙なバランスが特徴で、多くのアーティストやクリエイターにも影響を与えました。
1999年ラングは自身のブランドを売却し、その後しばらくしてファッション業界から一時的に引退しました。しかし、ラングの功績はファッションの歴史に深く刻まれ、彼の影響は現代のデザイナーにも続いています。彼の作品は美術館やファッション史の展示でも頻繁に取り上げられ、彼の革新的な発想は今なお評価され続けています。
ヘルムート・ラングの代名詞と言えば「ペンキ」そのモダンでスタイリッシュな印象をモノトーンで表現した先駆者として認知されており、本人期と呼ばれるアイテムの数々は今も高値で取引されるなど根強いファンが多いブランドです。
いかがでしたでしょうか。
他にもたくさんの名作がある「ヘルムート・ラング」ですがここでは語り切れないのでまた次回にします。
気になる方はご自身で調べてみてください。