今回はキングスミルのご紹介をさせていただきます。
「KINGSMILL」は、ハダースフィールドでイギリスが所有していた工場ということから「国王の(キングス)工場(ミル)」と呼ばれるようになりました。1920年代初期にこの工場は一般向けの厚手の布地を製造していましたが、品質向上を目指して改良を重ねた結果、しなやかで上品な光沢を持つ生地の製造に成功しました。
キングスミルのウールは14.5~16.0マイクロンの糸繊度を持ち、カシミヤのような風合いを保ちながらも長繊維であるため、品質が安定しているのが特徴です。
SUPER 150’s CLOTH QUATTRO
カシミヤ級のSuper 150’sの極細繊維を使用し、鮮やかなカラーや華やかな柄を取り入れたオールシーズン対応の素材です。イタリアらしい洗練された色気と光沢、そして英国製ならではの頑丈な製造技術が融合しています。
SUPER 180’s CLOTH
Super 180’s(14.5マイクロン)の高品質な極細繊維を使い、240gの中肉に仕上げることで物性が安定した、年間を通じて着用できるエグゼクティブな生地です。
SUPER 150’s CLOTH
Super 150’s(16.0マイクロン)のスーパーファインな原料を使用し、275gまで打ち込むことで膨らみのあるラグジュアリーな生地に仕上がっています。
Griffin
Super 150’s(16.0マイクロン)の高品質な原料を贅沢に360gまで打ち込むことで、ウール本来の膨らみとぬめり感が特徴の生地です。
生地選びの際にご参考にしていただければ幸いです。