こんにちは、藤原です。
朝晩も日中も寒くなりましたね、皆様いかがお過ごしでしょうか。私は変わりなく服を24時間見ています(笑)
さて本日の表題は「【吉田スーツ下北沢】お客様仕上がりSNAPのご紹介」と称しまして今年も多くのお客様のお仕立てに携わる事ができ、素晴らしいご縁の連続でした。その第一弾として初めてご来店いただき藤原採寸として担当させていただきましたお客様のお仕上がりの姿をご覧いただき、明日のスーツ選びの一助になれますと幸いでございます。
K 様(ご本人様顔出し許可頂いております)
お選び頂いた生地はイギリスより「WAIN SHIELL 」社、ダークブラウンのフレスコ生地をお選び頂きました。
WAIN SHIELL は 1807年、英国ロンドンの名所であり紳士服の聖地である Savile Row にて創業された古参マーチャント(生地商社)です。英国クラシックなテーラリング文化を背景に、大人の紳士のための高級オーダースーツ向け生地を長年提供し続けてきました。 1980〜90年代には世界中の名門テーラーから高く評価され、その名声を確立しています。

高ウエイトによる重厚感ある生地でシワ感が出にくくお仕立て上がりは非常にスーツらしい本格派の印象を与えてくれます。フレスコ生地特有の通気性に優れた生地でもあり、スリーピースのご検討によりオールシーズン問題なくご着用いただける仕上がりとなりました。フロント釦は3B×2にして頂き、英国特有のカチッとした印象を生地デザイン共に感じて頂き易い仕上がりとなっています。

さらに「オッドベスト」をお仕立て。生地は同じくイギリス「PORTER & HARDING」よりシティツイードとも称されるカントリー調の生地をチョイス。ベスト単品でも使用いただけるこちらはやや色合い、素材感を換えてスーツとのコントラストをしっかりつけて頂いております。この美しいコントラストがコーディネートに華を添えます。

生地のウエイトと体型補正、スーツ型紙等が見事にマッチ。この背中を見ながらお酒が飲めます。
続いてはM 様

生地は国産より落ち着いたグリーンを基調としたメリノウールのスーツです。釦や裏地、ネクタイ全てに統一感を持たせ、スタイリングとしてお手本のような綺麗な仕上がりになりました。このカラーだからこそ着丈をほんの少し長めに取ることで若々しすぎないような考慮が見事にハマりました。ネクタイは弊社取り扱いの「ハンドメイドタイ」クラシカルな小紋柄がスリーピースとの調和がとれ、かつハンドメイドだからこそのVゾーンの立体感が素晴らしい。引きで見たときの完成度に感無量です。大変お似合いです!
続いてはU様

お選び頂いた生地は「Whilliam Halstead」より重厚でほこり臭っすら感じる生地が特徴の「クラウンフランネル」のブラウン生地でございます。450g/mというフランネルの中でも高ウエイトからくる本格的な重厚感に加えてこの埃臭ささ。私含めて一部の「タフなギア」がお好みのそこのあなたにはたまらない雰囲気だと思います。

U様もスタイリングが上手く、裏地を同色系ながらも華やかな柄をチョイス。ネクタイも弊社ベストセラー「50オンスタイ」でスリーピースかつクラウンフランネルにに負けないVゾーンを演出しています。素晴らしい、ナイスチョイスです!
いかがでしたでしょうか。
一部のお客様をお見せいたしましたが一助になれましたら幸いです。まだ仕上がり前半戦ですので次回も載せられると幸いです。

藤原