すでにお気づきの方もいらっしゃると思いますが、店内に飾るモノクロ写真を久しぶりに入れ替えました。これまでは世界各国(といってもドイツと日本が大半ですが)のカメラの名機でしたが、今回は時計の名機です。それも文字盤側ではなく、ムーブメント側、つまり普通では見ることのできない時計の裏の顔をクローズアップしました。今でこそ「シースルーバック」(裏スケルトンという言葉は間違いです)といって、裏蓋にガラスが填りムーブメント見ることができますが、以前はそのような仕様の製品はほとんどなく、金属製の裏蓋でしっかり封印され、持ち主はムーブメントの姿を滅多に見ることができませんでした。しかし、持ち主に見られることがなくても徹底的に美しく仕上げるのが高級時計の矜持。今回、吉田スーツに展示した時計ムーブメントには、そんな美しく仕上げられた時計メーカーの誇りを感じさせるものが大半です。ただ、中には虚飾を廃した質実剛健な軍用時計もあります。さて、あなたはこれらムーブメントを見て、それがどんな時計かを思い描くことができるでしょうか? ちょっと試してみてください。
ジェントルマンズ・ナイト10月6日(土)開催のお知らせ
吉田スーツ~STOER MOVIE~
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