9月に入りましたがまだまだ蒸し暑い日も続きますね。
早く過ごしやしすい時期になってもらいたいものです。
もう少ししたらまたジャケットを着る機会も増えてくるのではないでしょうか。
ジャケパンスタイルに注目が集まっていますので、是非、1着持っておきたい紺ブレ、
ネイビーのブレザーについてご紹介したいと思います。
そもそもブレザーとは、ジャケットの一種でありますが、ユニホームとされていたものです。
その中でも、シングル、ダブルのものは起源とされているものが違うのがまた興味をそそるとこです。
シングルブレステッドのブレザーは、英国のオックスフォード大学とケンブリッジ大学とのボート競技で初めて着用されたとされています。
今、ブレザーと言ったら、真っ先にネイビーが思いつく方も多いと思いますが、ここで着用されていたのは、ケンブリッジ大学のクラブカラーであった燃えるような真紅のものでありました。
起源のものは、全く色の違うというのも面白いですね。
ネイビーの印象が強いのは、海軍軍服がそのような色であり、大きく認知されたからでしょう。
その海軍の軍服、これが、ダブルブレステッドのブレザーの起源とされています。
英国海軍のフリゲート艦「ブレザー号」が採用した制服が始まりとされています。ダブルブレステッドのジャケットに真鍮のボタン。ヴィクトリア女王がこの軍艦を訪問した際、これを非常に喜ばれたそうで、国民にも広く広まったとされています。
紺ブレには今や定番のメタルボタン、
ゴールドは王道。凛々しく、正統派な印象です。
シルバーのものは、ゴールドに比べてモダンな感じ。
どちらともいい印象で迷いそうです。
また、生地は、サージのものが定番。
経糸、緯糸を同じ密度で綾織りした生地です。斜めの織りがが見えるのもの特徴。
と言っても、お好きな生地でお仕立て頂くのが一番いいと思います。
春夏ですと、ホップサックなどの生地でも
秋冬ですと、フランネルなどの生地でも、季節感も大事だと思います。
ちょっとしたアレンジが効くのがオーダーの良さです。
気になる方は是非!!
上間