日中はまだまだ暑いですが、
夜はだいぶ涼しくなりいよいよ秋もすぐそこなのかなーと感じます。
秋がくると一気に冬を迎えるような気もしますね。
ジャケットと着る季節になったと思ったら、コートの出番もすぐそこです。
今回はそんなコートについてご紹介。
定番で幅広いシーンに対応できる
チェスターフィールドコートを取り上げたいと思います。
シンプルなデザインでスーツにも合わせやすい。
カジュアルシーンでも着られている方も多いと思います。
1番馴染み深いのではないでしょうか。
しかしながら、前の釦は普通見えてるものが定番で多いと思いますが、
比翼といって、釦が見えない仕様や、
腰ポケットもシンプルに左右1つずつ、チェンジポケット付き、アウトポケット
など、スーツのように細かいディテールがあります。
比翼の仕様ですと、フォーマルシーンにも着用して頂けるので、シーンを選ばない着用しやすい点で人気なのではないでしょうか。
このチェスターフィールドコート。
19世紀にチェスターフィールド伯爵が着用されていたことからこの呼び名となったとされています。
この頃着用されていたチェスターフィールドコートは、上襟のところにベルベットの生地を使用し、胸ポケットはハコ型、腰ポケットはフラップ付きのポケット、そして比翼の仕立て
このデザインがチェスターフィールドコートでは最もクラシックなものと言われています。
中でも今では見かけない、ベルベットの上襟。これはフランス革命期に処刑された多くの貴族にイギリスの貴族が哀悼の意を表したものといわれています。と同時にこれは貴族の証として認識されていたものとなります。
今回のチェスターフィールドコートもそうですが、いろんなものの歴史を知るとより興味をそそりますね、、、
そんな高貴なチェスターフィールドコートですが、今ではかなり幅広いシーンで着用されています。男女共に着用しているイメージで、手に取る機会も多いのではないでしょうか。
吉田スーツでは、上質なカシミア100%の生地でお仕立て頂くことも可能です。
定番の黒やネイビーは質にこだわりたいところです。
生地が品切れになる事もございますので、気になる方はお早めにどうぞ。
寒くなる前に是非!!
上間