シャツフェア開催中ということで、今回は、シャツの歴史について少し触れていきたいと思います。
そもそもシャツは古くは下着として着用されておりました。
その起源は、古代ローマで着用されていたチュニックという頭からかぶるようなスリット付きの布切れでした。よく映画などで見る古代ローマの白い服のことです。
ヨーロッパ中世期頃に徐々に形が変化し、袖口が細くなり、シャツの着丈も短くなってきました。
15〜16世紀には、折り返った衿ができたとされています。
16〜17世紀になると、ラフと呼ばれるひだ襟のついたものが現れ、シャツの装飾化が貴族階級で流行していきました。
19世紀、装飾が次第になくなり、シャツの簡素化が進んでいきます。
大きな変化としては、立ち襟から折り襟への変化です。現在のような襟型への変化です。
20世紀に入り、それらは著しく進展していきました。1900年ごろにはボタンダウンシャツ、20年代にはクレリックシャツ、ワイドカラーのシャツが誕生しています。
20年代のロンドン紳士には、ラウンドカラーのクレリックシャツが流行していたらしく、クラシックが注目せれている今には注目の襟型ですね!
クールビズに人気の襟型はこんな前の時代には誕生しているとは驚きです。
30年代には開きが狭く、剣先の長いロングポイントカラー、60年代にはタブカラーといった今注目の襟型も誕生しています。
ドレッシーでカチッときまるのでカッコいいです!!
簡単ですが、こういった歴史を重ね、現代のシャツはさらに機能性の備わったシャツへとも進化しています。
ちなみに日本では、シャツのことを「ワイシャツ」と呼ばれることが多いです。
この語源は、「White shirt」、ホワイトシャツです。これを聞き間違いでワイシャツと呼ばれるようになったと言われています。
なんだかユニークな歴史で面白いです。笑
こういった歴史を知ると個人的によりクラシックなものが着用したくなります、、、
さて、シャツフェアではオプションが3つまでお付け頂けるオプションフェアもあります。
これでクレリック仕様のシャツにしてみるのもいいかと思いますので、気になる方は是非!!
また、様々なデザインのシャツも増えていますので、高級生地がお得にお仕立て頂けるVIP
フェアもオススメです。
この機会に是非!!
上間