こんにちは。藤原です。
最近はよく国立店の店頭に立っています。それぞれの店舗の良さはありますが、国立店一番の魅力は「ゆったりとした解放感」です。
まるで自宅のような、お気に入りのカフェのような穏やかな空間でお仕立て頂けます。
これからご検討の方もそうでない方も是非国立店で「服のはなし」をしましょう。
さて本日の表題は「TAKE NAVY」です。
かの有名なファッション誌から取ったタイトルですが、タイトル通り「ネイビー」について考えていきたいと思います。
ネイビーは誤魔化せない。と言われることもあるこの色は各ブランドが様々な色を表現してきました。
その一部をご覧いただきたいと思います。
Vitale Barberis Canonico(ヴィタルバルベリス カノニコ)
圧倒的なクオリティを低価格で表現できるカノニコはネイビー無地だけで4種類。
イタリアらしいトロっとした生地感をお好みの色でお仕立て頂けます。
LANVIN(ランバン)
既製品や香水のイメージが強いこちらのブランドですが生地も◎
主にイタリア、イングランドで作られることが多いですが「LANVIN en Bleu」という既製品ラインがあるように特に評価が高いのはブルー系の生地です。深みのあるいい色が多いのが特徴です。
続いて私が注文着用しているネイビースーツをご紹介いたします。
DRAPERS 580010 PANTHEON Super130’s
決め手は「ありそうでない色」でした。濃ネイビーとネイビーの中間色のようなこの色はセミフォーマルから少しだけ遊び心が欲しい私にとっては心躍る生地でした。またディティールに関してはイタリアらしさを損なわないよう湾曲する胸ポケット「バルカポケット」腰ポケットは「ハッキング」余計なことをしないことに拘りました。
まるで引き算のようなスーツ、ネイビー生地の多少の違いで迫力が一気に変わる面白さ。
奥ゆかしい世界だなあと日々感じております。