こんにちわ。藤原です。
先日、先輩の展示会に足を運びました。普段の紳士服ではなく違ったアプローチの数々に胸が躍るのを見られ「いつまでたってもファッション小僧だな」と言われてしまいました。まさにそうだなと、つくづく実感した一日でした。
さて本日は「アメリカントラディショナル#3」です。
先日からお送りしている表題ですが、今回は私着用の仕立てた紺ブレが到着したので参考程度にしていただけると幸いです。
まずはご覧ください。
・マニカミーチャ(イタリアンな雰囲気になりやすいカジュアルジャケット)
・3つボタン段帰りダーツあり(アメトラですとダーツを取るのが源流です)
・4つ釦重ね本切羽(同じくイタリアンな様子に袖口開け閉め出来るオーダー感を演出)
・ステッチなし(5mm幅ミシンスティッチが源流です)
・センターベント(フックベントが源流です)
主な仕様はこのようにしております。
イメージは「現代のアメリカントラディショナル」
紳士服における現代の主流はイタリアンスタイル。その中にアメトラのエッセンスを入れることで、やりすぎない塩梅を目指しました。またショルダーを抜くことでイタリア生地の品の良さをカジュアルな方向へ雰囲気を近づけたことでシャツだけではなく、カットソーにも合わせやすい仕様になっています。やりすぎないことでアメトラ以外でも合わせやすくなる、アマノジャクな私らしい一着になりました。
いかがでしたでしょうか。
アメトラに関しては普遍的な王道、または現代らしさを取り入れるなど正解は多数あると考えています。
もともと島国の日本で独自な成長を繰り返しているアメトラ、あなたの正解が正解です。