今回も、私が作成したシャツの衿型を紹介いたします。
選んだのは「チャールズワイド」です。
■ 柔らかな曲線が魅力のワイドカラー

チャールズワイドは、衿先に向かって自然なカーブを描くように開いたデザインが特徴の衿型です。
その緩やかなラインが、全体に柔らかく上品な印象を与えてくれます。
衿元に立体感が生まれるように設計されているため、首まわりにほどよいボリューム感が出るのもポイント。
シャツ1枚で着る場面でも寂しくなりすぎず、ノーネクタイでも見栄えのする衿型として人気があります。
■ ネクタイとの相性も抜群
ネクタイを締める際は、結び目に少しボリュームを持たせるとバランスがきれいに整います。
たとえば、プレーンノットよりもダブルノットやウィンザーノットのような厚みの出る結び方が相性良好。
衿の開きとノットが自然にフィットし、品のあるVゾーンを演出できます。
■ こんな方におすすめです
- クラシックな装いに少しモダンな雰囲気を加えたいとき
- ネクタイの有無を問わず、衿元に立体感を持たせたいとき
- 柔らかく知的な印象のシャツをお探しのとき
襟型ひとつで、シャツの表情は大きく変わります。
ぜひ仕立ての際には、「チャールズワイドカラー」も選択肢に加えてみてください。