まだ昼間は暑いですが、段々と夜は過ごし易くなってきましたね。
とは言えクーラーを入れるかどうかを迷いに迷う微妙な温度です。。。
日も短くなり、すぐに秋が来て寒い冬の季節に変わっていきそうです。
今回ご紹介するのは2019年秋冬で注目しているジャケット生地です。
まずはFERLA(フェルラ)
フェルラは1857年創業の老舗の生地ブランドです。
三者混や四者混など、様々な素材を織り交ぜて仕上げる混紡生地が特徴的です。
その為、フェルラの生地の全てが表情豊かなものに仕上がっています。
個人的にはフェルラと言えば「ブークレ」を連想します。
モコモコとしたフェミニンな印象が強いブークレ。
その為か、元々はレディースのジャケットが主だったブークレですが、昨今ではメンズでもブークレは当たり前のように生地の種類が多くなっている傾向があります。
私もブークレのジャケットを仕立てましたが、柔らかさと温かみのある見た目、抜け感のある表情が気にっております。(この生地はフェルラではなくドラッパーズの生地ですが。。。)
堅苦しさが無いので休日用のジャケットとしてもお勧めですし、ウールのスラックスと合わせても、もちろんバッチリです。
あまりカチッと感は出さずにいきたい場面には、是非ブークレをチョイスしてみて下さい。
ブークレ以外の注目はフランネル
冬らしい起毛感がオシャレポイントです。
私は季節感の強い素材が好みなので、
春夏=リネン、モヘア
秋冬=フランネル、ツイード、コーデュロイ
あたりについつい目がいってしまいます。
写真のフランネルはタリア・デルフィノのジャケット生地です。
タリア・デルフィノに関してはスタッフ東が簡潔にブログにしてますのでこちらもご覧ください。
このジャケット生地は通報のフランネルよりも柔らかく肌触りがとても滑らかです。
パンツには向きませんのでジャケット単品でのご注文でお受けいたしております。
同じフレンネルの無地のパンツとスエードの靴に合わせれば、素材感の統一によってコーディネートが洗練されます。
是非、フランネルのパンツとスエードの靴も一緒にご注文していただけたらと思います。