今週は30度近くの気温となり早くも夏が来たのかと、暑さが苦手な私は戦々恐々としています。
「夏」自体は好きなんですけどね。。。
暑い日でもしっかりとした装いをしなければいけない日というのはあるはずです。
その日を如何に乗り切るか。これが大事。
個人的なお勧めはざっくりとした生地のスーツ。
ドラッパーズの生地は色柄も多く非常にお勧め。
通称フレスコと呼ばれる生地なのですが、「フレスコ」はマーチンソン(HFW傘下)に商標権があるため、同じ様な織り方の生地でもフレスコではなく「〇〇PLY」とか織り方でとポーラ織りとかよんでます。
通気性が良く、汗をかいてもベタつかず、シワにも強いと三拍子揃った生地です。
糸を太くしている分、通常の春夏ものの生地に比べて重くなっているので、その点が気にならないのでしたらパーフェクトな生地ではないでしょうか。
スーツで作っておくのがお勧めですが、パンツ単品でのお仕立てもクールビズの時期にはいいのではないでしょうか。
クールビズの時期にいつも大人気なのがコットン素材の生地です。
ベージュ系の色が断トツで多かったのですが、最近だとオリーブ系の色も非常に人気が高くなってきております。
私自身もコットンパンツはちょっとカジュアルダウンさせる時に良く履くのですが、あくまでもビジネスでカジュアルに寄せすぎたくない!という方にはこちらがお勧め。
ウールの生地ですが、コットンに良くあるカラーバリエーション。
通気性もシワになった時の復元力もやはりウールに軍配が上がります。
コットンにはない光沢感がカチッとした雰囲気に仕上げてくれるでしょう。
肌に一番近いシャツの関しては、Tシャツやポロシャツがいいかなと思うのですが、当店では扱っていないので。。。
ただできるだけ上質な物(値段ではなく)を着た方が見栄えは良くなりますので、これから購入される方は吟味してみてください。
また、Tシャツの場合はサイズ感や生地の厚みも重要です。
インナーとして着る場合だともっさりしない様にジャストサイズのやや薄手くらいの厚みのもの。
Tシャツ1枚で着る場合は、気持ちゆとりを持ったサイズ感で、やや厚手のもの。
がいいかと思います。
サイズ感に関してはブランド毎に全く違うので現物を見て判断するのがお勧めです。
『高ければいい』と言うつもりはないのですが、高いものには高い理由があります。
素材がいいものを使っていたり、縫製がよかったり。中にはブランド料が加味されていたりと。。。
予算の中で自分が納得できる物を探すというのも、買い物の醍醐味かと思います。
今のご時世、中々買い物に出かける機会というのが減っているかもしれません。
ネットで気になる物をいくつか目星をつけておいて、それを目当てに気分転換がてらにお買い物に行くとお店の滞在時間も少なくて済むかと思います。