こんにちは。藤原です。
先週一週間夏休みをいただきました。鳥取県に帰省したのですが、これが東京より暑かった。大自然に触れて心身ともにリフレッシュが出来た夏休みでした。お決まりの鳥取砂丘にも行ってきました。
さて本日の表題は「趣味の良さはいついかなる時も定番の中にある#6」中でも秋の新作を控えたこのタイミングで皆様に一足先にその一部から藤原がピックアップした生地をご紹介いたします。
まずはこちらから。
イタリアは「DRAPERS社」よりユーモアと貫禄がある新バンチ「RAINBOW」の一部をご紹介いたします。
圧巻です。
目付は250gmのツイル織と比較的春夏寄りのオールシーズンといったところですが、ここがいい。イタリア特有の程よい光沢感がドレープとなり美しく揺れるには軽さが必要であり、存分に揺らしてくれと言わんばかりの生地クオリティです。さらに貫禄のカラーラインナップ。紳士服の醍醐味である「色で選ぶ」とはまさにこのことだと思います。
つづいてはコチラ。
イタリアは「カノニコ」よりヘビーツイルのソラ―ロのご紹介です。
これまた美しい。
経糸横糸を変えて表裏の生地の色を変えて表面には美しい色彩を放つ「ソラ―ロ」より定番のカラー配色の生地が届きました。
この生地のポイントは「目付とモード」とでもいいましょうか。通常ソラ―ロですと春夏の鮮やかな印象ですが目付は370gmとヘビーな為どこか落ち着いた印象になると予想します。
ソラ―ロに重厚感、この半歩なにかが違うという感覚にファッション心を揺さぶられます。
つづいてはコチラ。
同じくイタリア「カノニコ」よりMグレーフランネルのご紹介です。
これがまた良い、、、、
M・Lグレーのフランネルというと一番最初に思い付くのはフォックスブラザーズですが、少し重いんです。
こちら目付が270gmの慣れ親しんだ重さにナイスタッチのSUPER120’s、カラーは定番で抑えていただく。名づけるならば「ニュートラッド」とでも言いましょうか。
程よいアップデートだと思います。
いかがでしたでしょうか。
夏休み一本目ということでアパレルの初心に立ち返り少し言葉粗目に心のままにご紹介いたしました。
これがファッションだなと、納得のAW展開にご期待ください。