こんにちは。藤原です。
夏の雰囲気真っ盛りな今日を迎えていますね。夏休みのご予定はすでにお決まりでしょうか。私の話で恐縮ですが野球を9年間ほどやっていたのでこの時期になると「熱い夏」が気になります。皆様につきましても今年の夏も「アツい」日々が続きますが是非「アツく」お過ごしください。
さて本日の表題は「趣味の良さはいついかなる時も定番の中にある#6」です。定番の中にあるかっこよさにフォーカスしたこちらの企画ですが、本日は「ウールの表情の違いから選ぶディテール」をお届け致します。
皆様はスーツのディテールをどのように選んでいますでしょうか。答えはひとりひとりの考え方が正解なのですがその中に「連続した思考」があるとより満足いただけると私は考えています。その一例をご紹介し明日スーツをお選びいただく際の一助になることを願っています。
➀トロピカルウール
一般的に夏物のウールスーツに用いられることの多いこちらは一般的に通気性が良く、夏でも涼しく快適に着られる素材です。風合いもさらさらしていて吸湿性にも優れています。また軽いことやハリがあることも特徴できちんと感が求められるフォーマルウェアにも最適です。比較的光沢感は控えめな印象ですのでほんの少しだけ遊びを入れたいところです。
②サージウール
「背広はサージに始まりサージに終わる」という言葉があるほどスーツ生地としては最もポピュラーな生地といえると思います。綾織りで構成されるこちらはトロピカルウールと比べると穏やかな光沢感が生まれます。ゆえにディテールは定番でフォーマルに仕上げていくのが私の正解です。
➂フランネル
上記2種類の折り方が存在しますが、特徴は最後に起毛させること。性質としては軽く弾力性があり温かい。秋冬生地の王様といっても過言ではないと思います。見た目の印象が柔らかい印象の為、クラッシクかややカントリー調に仕上げていくのが私の好みです。
いかがでしたでしょうか。
その他多くの生地がありますが今回は定番にフォーカスを充ててご紹介いたしました。
吉田スーツでは②サージウールはどのシーズンでも。①は春夏➂は秋冬に展開していることが多いので是非狙って足を運んでみてください。