こんにちは、藤原です。
皆様GWはどの様にお過ごしでしょうか、個人的にはGWはどこ行っても人だらけという印象であまり好印象ではありません(笑)皆様におかれましては目一杯お楽しみいただきその後の活力にして頂けますと幸いでございます。
さて本日の表題は「藤原の脳内#13」と称しましてファッションに関するアレコレを気ままに投稿する連載企画でございますが本日はスーツとシャツの素材合わせについて再考していければと考えております。
皆様はスーツとシャツ、そしてネクタイと何を基準にスタイリングされていますでしょうか。色、素材、柄、デザインなどなど考えだすと止まらないのがスタイリングというものだと思います。本日は私藤原がこの時期に心がけているスタイリングについて記しますので皆様の参考になれればと思います。
まずこの時期いわゆる春夏スーツもしくはジャケット、スラックスとなると一般的に代表格になるのが①Ply Wool②リネンなど非常に清涼感のある肌離れが良い生地が好まれます。
①Ply Wool


こちらはイタリア有名マーチャント「DRAPERS」より410g/mとかなりの重量を誇る4Plyウールです。こちらの最大の利点は何といってもシワのなりにくさと自重によるスーツ本来の美しさが際立つ点が魅力となっています。通常は生地を織っていく際は単糸と呼ばれる1本の糸で作っていきますがこの生地は4本で織って生地を形成していきます。ゆえに強度はありつつもその分通気性に優れる為、夏の肌に張り付くあの感じが軽減できるとともに、春夏特有の生地が薄くなる分耐久度が下がるという問題点も悠々解決してくれます。
②リネン



こちらは世界最高のリネンと名高いイギリス「スペンスブライソン」よりトロピカルリネンとなります。リネンの清涼感は勿論ですがその重厚感から成るハリコシ、ツヤ感、大振りなシワがこの生地の最大の特徴ともいえるでしょう。正直そこまで涼しくありません。ただクラシック好きにはたまらない表情が惹きつける素晴らしい生地だと思います。
いかがでしたでしょうか。
春夏生地が入荷してから少し経ちますが暖かくなるのはこれから。少し気温が上がってくると感じる本当に着たい素材はこの中にあるかもしれません。