こんにちは。藤原です。
本日は国立店でジューンフェスタと称しましたイベント開催中です。お得なネクタイ・ソックスのご準備がございますのでお近くにお越しの際は国立店に足を運んでください。
さて本日の表題は「ファッションとは#5」中でも今回は「人種とファッション」について脱線していきます。
皆様はスーツ然りシャツ然り、はたまたTシャツやチノパン総じて洋服をどのように選んでいますか。
恐らくまずは2つの分岐が生まれます。ひとつは「好きな物を着る」という方。例えば好きなアイドルのプリントがなされているTシャツや下駄を履いたり、お気に入りの球団のキャップを被ったり自己欲求を満たす方法として服を着る。大いに正解だと私は思います。
そしてもう1つが「オシャレになりたい」という方。不確かな形容詞を身に纏うため消費者だけでなくブランドも躍起になっているはずです。そんな中「あれ、思っているのと違う」「このモデルは体型が良いからな」など自分の中で見えない線引きが引かれ購入に迷う、この連続なのだと私は感じています。
では「自分とあの人」の違いは何なのか、ロジカルに紐解いていく事で明日選ぶ服が変わってくるかもしれない。そんなヒントを皆様と一緒に探していきます。
①柄物
柄物の衣類はその人の体型を補ったり強調したりすることが出来ます。例えば「ストライプ」縦の柄が視覚的な効果を生み、スラっとしたスタイリッシュな印象にしてくれます。一方で細見であることがコンプレックスのように感じている方は「ウインドウペーン」がオススメ。縦横で格子を作るこの柄は縦横の視覚効果によりがっちりとした印象に仕上げてくれます。ご自身の体格を強調するのか、それともコンプレックスを補っていくのか。まるでツールの様に使い分けて頂くことをお勧めいたします。
②人種
極論を申し上げます。なぜ外国の方はTシャツとデニムでかっこよく見えるのか、答えは「顔の立体感」です。つまり何が言いたいかというと「顔に個性が出る」のです。ゆえに服に印象を持たせるスタイリングは相手の目線が下に向くためスラっとした印象になりにくいとされています。一方でアジアでは、引いては日本ではどうか。ガラパゴス化している日本では独自の文化が発生しやすいのと同時に顔の印象が薄い。導き出される結論は「肌の色から遠い色と目を引くデザインで個性を演出する」という点に着地します。更に深掘りしていくとなぜ外国ではマスクが流行らず「歯が重視」されアジアでは「髪が重視」されるのか。答えは近いところにあるのかもしれません。
いかがでしたでしょうか。
洋服の選び方の根源に近づくお話でした。歴史や出来事、人種や宗教など洋服を紐解いていくと得られるものが多く感じるのは私だけではないはずです。