こんにちは。藤原です。
日中暖かい日が増えましたね。先日ふと街に目を配るとアウターを脱いだ方がチラホラ、少しずつ春が近づいているのが分かりますね。と同時に花粉症や寒暖差で体調を崩しやすい時期でもあります。ぜひご自愛いただきながらファッションをお楽しみください。
さて本日の表題は「アメリカントラディショナル#6」です。中でもこれからの時期ジャケットに次いで考えていきたい「シャツ」について一緒にご検討いただきます。
アメリカントラディショナルにおけるシャツとは何か、答えは様々ですが抑えておきたい定番の生地をご覧ください。
①オックスフォード(平織)×ロンドンストライプ (FM85812)
アメリカントラディショナルなシャツとは何か、1つ挙げるとするのであれば「オックスフォード(平織)」をおススメ致します。様々な無地調のシャツがありますがドレスシャツに多いツイル織(綾織り)と比べると通気性が良くスポーティな仕上がりになります。元々ポロスポーツに起源を持つアメリカントラディショナルであれば柄も源流を辿りたい。等間隔に幅を持つロンドンストライプが新鮮な印象を与えてくれるでしょう。今季新しく入荷した「AMERICAN SEA ISLAND COTTON」より爽やかなグリーンが映えるキャンディストライプがオススメです。
②ピンオックス×白無地(FM19727)
ドレス寄りでアメリカントラディショナルは体現できないのか、私の答えは「ピンオックス×白無地」だと考えます。平織の目が細かい「ピンオックス」にすることで一般的なオックスフォードシャツと比べると少しフォーマルな印象に。味付けはせずシンプルなボタンダウンシャツがオススメです。
いかがでしたでしょうか。
今回はアメリカントラディショナルにおけるシャツについて一緒に検討いただきました。
既製服の概念が強いアメリカにおけるアメリカントラディショナルはオーダーのイメージではないかもしれませんが、サイズ感を合わせる事が出来るオーダーであれば品性を生む事が出来ます。品性が欲しかったという方には最適かもしれません。