こんにちは。藤原です。
皆様は年末年始はどのように過ごしましたか?
私は友人とお酒をいただきながら初詣に行きました。飲みながら近況報告をしあい、刺激を受けてか寒さなのか分かりませんがブルブル震えながら楽しい時間を過ごしました。皆様はご自愛いただきながら新年を迎えられたことでしょう。
さて本日の表題は「アメリカントラディショナル#5」です。
中でも今回はアイビーの代名詞でもある「ブレザー」について皆様と考えていきたいと思います。
そもそもブレザーとは何か、広義で言うとジャケットの一種になります。
しかし厳格なルールは特になく、現代ではブランドによって解釈の仕方が異なるようです。
その中でも伝統的な側面を併せ持つのがブレザーになり、今ではファッションとして多くの人に愛されています。では細かな詳細を見てみましょう。
①ブレザーの起源(画像Web引用)
所説ありますがシングルとダブルでは期限が異なるようです。最も有力なのが英国ケンブリッジ大学のボート部が試合の際に着ていたユニフォームが起源のようです。当時は真っ赤なジャケットだったため水面に移った学生群を見て「おお、blaze(炎)」と言われたことから、ブレザーと名付けられたと言われています。
一方ダブルジャケットは19世紀中盤ヴィクトリア女王が英国海軍を訪問した際に、兵隊のジャケットのボタンを金属製に新調したのが始まりと言われています。

②色(画像Web引用)
ジャケットの色は黒もしくは濃紺とされています。しかしスポーツクラブや制服になると様々な色や柄が存在します。

③ボタン(画像Web引用)
ボタンは金もしくは銀色のメタルボタンが採用されています。ボタンの数はフロントは2つもしくは段帰り3つボタンが王道仕様と言えるでしょう。
また袖のボタン数は2つです。

④ベント(画像Web引用)
ベントはセンターもしくはフックベントが王道仕様と言えるでしょう。

いかがでしたでしょうか。
何枚か写真でご紹介してきました当内容ですが、日本でいうアメトラは学生服の影響で少し若々しい印象かもしれません。
しかし本場アメリカの着こなしはビジネス、パーティー、またはオフタイムすべてのシーンで着用されており驚異的な許容性を持っているのが真の姿です。
自分にとっての「スタンダード・スタイル」を確立することが最優先事項と唱えるのであれば、上質なブレザーはその心強い相棒になることでしょう。