「ジャケット&ヴィンテージフェア」絶賛開催中です。
以前から国分寺店のみヴィンテージ生地を置いていましたが、
ヴィンテージ生地でも人気の高い「ドーメル」や
「ホーランド&シェリー」など
イギリス生地を中心に新たに仕入れてのフェアとなっております。
そこで今回はヴィンテージ生地について書いていこうと思います。
まずヴィンテージが何年前か正式に決まりはありませんが
おもに20年以上前の物を言うようです。
そうなると90年代の物はもうヴィンテージ扱いになりますね。
ただスーツ生地のヴィンテージはもう少し前の3,40年前の生地が多いかと。
もっと前の5,60年以上前になると当時主流だった低速織機で織られた生地で
生産性が低かったため残っているものが少なくかなりのレア生地となります。
今回のフェアでお出ししているドーメルの「トニック」や「タウンテックス」は
1960年頃に販売開始され人気を博したシリーズです。
フェアの物はもう少し後に織られた後継品が多いと思いますが、
正確に何年代の物かはわからないのでもしかしたら初期の生地が
混ざっているかもしれません。ロマンがありますね。
ヴィンテージ生地の特徴としましては
現行の生地よりも使用されている糸が太く生地の厚みがあり、
柄も個性的なストライプや今では見かけない変わった柄が多いです。
当然、無地もありますが人気で今では数がかなり少なくなっています。
そういったヴィンテージ生地で仕立てられるのはオーダーの良い点ですね。
レアな生地で自分のサイズ、新品のスーツとして手に入るのですから。
なかなかビジネス用スーツとしては難しい生地が多いですが、
特別なイベント用(ご自身の結婚式や成人式、卒業式など)の衣装や
普段使い用のお洒落着などに大変オススメです。
他人と被ることはまずありません。
3店舗それぞれ別の生地を置いており全てが1点物なので、
各店舗を回ってお気に入りの生地を見つけるのも楽しいかもしれませんね。
今ではなかなかお目にかかれないレア生地ばかり。
またとないこの機会を是非ご利用下さい!!
藤田