本日はコットン生地の紹介。
春からクールビズ期間中にかけてチノパンや
カジュアルなスーツでの人気が高くなるコットン。
オーダースーツでコットンと言えば
「LARUSMIANI(ラルスミアーニ)」ですよね。
上質なコットンやリネンの生地を得意とする
イタリアの生地ブランド。
コットン生地の生産ではイタリア国内最大手です。
グリモリエ・ミアーニ氏が創業した
LARUS’という名のテーラーが前身となっています。
ちなみにLARUSとはラテン語でカモメを意味し、
コチラのマークもカモメを表しているようです。
本日は通年の定番コレクションを紹介。
コチラです。
カラーバリエーションがとても豊富ですね。
ウールでも定番のブラックやネイビー、グレー。
コットンの定番ベージュやカーキ。
そして目を引くカラフルな物まで。
目付は300gと少し重めのしっかりした生地。
98%のコットンに2%のポリウレタンを混紡し、
風合いを損なわず適度なストレッチ性を持たせています。
もちろん定番コレクション以外にも目付の軽い物や重い物、
コットン100%の物やデニム生地なんかもございます。
そして、先日お客様にご注文頂いたコットンスーツが
仕上がりましたのでコチラもご紹介させて頂きます。
ベージュとカーキの2着です。
カジュアルで夏場に涼しく着用したいとのことで、
ミシンステッチや腰はパッチポケットにしています。
仕立ては肩のパッドなしで裄綿は残す
最近人気の「マニカマッピーナ」にしています。
それと広見返しにして裏地をほとんど無くし、
袖の裏地も無しにしたのでより涼しくご着用できます。
スラックスもカジュアル感を出すために
センタークリースをなくしています。
それぞれジャケットやスラックス単体でも使えますし、
写真のように上下を交換してもお洒落ですよね。
繊維がウールより硬いのでパリッとしていますが、
着込んでいくうちにだんだんと柔らかくなっていき、
シワが付いたり、色落ちしたりと自分色に育てられるのも
コットンの楽しみの一つですね。
皆様もコットンスーツ是非お試しください。
ジャケットやスラックス単品でのご注文もお受けしております。
藤田