秋冬生地の先行入荷に合わせてお仕立ての注文が増えており、その中でも「クラシックなスーツ」を検討されている方が多い印象です。
今回は、私おすすめのクラシックスタイルについてご紹介します。
まず生地ですが、チョークストライプがおすすめです。しっかりしたクラシックといえば、こちらのチョークストライプかチェックがマッチします。チェック柄はジャケット単品でもお使いいただけるためコーディネートの幅が広がる1着になります。
続いてジャケットの前ボタンの数です。
こちらはダブルの6つボタン。
シングルでしたら、3つボタンのものが人気です。こちら2つボタンに比べてVゾーンがせまくなっています。そのため胸周りのボリュームがつき、かっちりとシルエットが魅力的です。
ラペルの形はピークドラペルがおすすめです。
フォーマルシーンでお使いいただければ間違いありません。
外せないポイントの腰のポケットです。
既製品では珍しいチェンジポケットがおすすめです。もともと小銭入れとして英国で使われていたポケット。今ではデザインとして扱われることが多いですが、より伝統的なスーツになります。
ここからパンツのご紹介です。
裾口はダブルにして革靴でもローファーでも相性が良い長さに調整しています。
正礼装に位置づけられるモーニングや燕尾服、タキシードはシングルなので、シーンによってお選びください。
腰回りですが、内側に折り込んでいるインタックを入れることで華やかさを加えました。タックでゆとりを持たせた腰周りはスーツスタイルにクラシック感を醸し出します。
クラシックに限らず、タックを入れる方非常に増えているのでゆったりとしたシルエットを好む傾向があります。
以上クラシックなスーツのおすすめでした。
ぜひ参考にしていただき、あなたにぴったりのスーツをお仕立てください。