こんにちは。藤原です。
私事ですが高校まで約10年間ほど野球をやっていたせいか連日連日のWBC侍ジャパンの活躍に心が躍っています。中でも昨日のメキシコ戦はシビれました。メキシコの投手や打線が素晴らしく、ビハインドで進む苦しい試合展開でしたが最後は執念でしたね。適材適所でチームとして機能できてきていますので是非ワールドチャンピオンを勝ち取ってほしいです。
さて話は変わり本日の表題は「アメリカントラディショナル#8」です。中でも今回はアメトラの定番「ブラックウォッチ柄」についてご紹介いたします。
そもそもブラックウォッチとは・・・
スコットランドを象徴する伝統柄としてお馴染みのタータンチェック。実は一口にタータンといってもその種類は膨大で、氏族を表すクラン・タータンや王家が用いるロイヤル・タータン、地域に関連したディストリクト・タータンなど多彩なタイプが存在します。中でも、ここで紹介するブラックウォッチ柄は軍隊を起源とするミリタリー・タータンに属します。1700年代のハイランド連隊において採用されていたタータンチェックがそのルーツとなっています。ちなみに当時のハイランド連隊は犯罪者を監視する軍警察の役割を担っており、ブラックウォッチという言葉には「黒の見張り番」という意味があります。またブラックウォッチ(タータンチェック)といえば、その多くはパーティーシーンなどでも活躍するほど周囲の目を引く華やかな配色です。しかし、このブラックウォッチは緑・黒・青の3色を基調としたダークトーンの柄なのでシックな印象となるでしょう。イメージでは間違えると子供っぽいイメージが先行する懸念のあるチェック柄ですが、ブラックウォッチであればその心配はありません。難なく大人っぽいスタイリングへと導けます。
そんなブラックウォッチ柄ですが吉田スーツ23SS品でご紹介できる生地をご覧ください。
MADE IN JAPAN として毛織業界を牽引する御幸毛織よりストレッチが効いたシアサッカー生地です。生地にうねりを作ることで肌に触れる面積を少なくします。よってできた空間に風が通るため大変涼しくお召いただけます。スーツ上下でご検討の方はズボンの長さは少し短めに、カジュアルな装いがおすすめです。
いかがでしたでしょうか。
アメトラの大定番として認知されている「ブラックウォッチ柄」
秋冬の重厚感のあるブラックウォッチも良いですが、これもまた良い。